[画像あり]初島辺りの工業地帯を見てみよう
- 2015/03/31
- 00:00

お休みに、有田市は初島周辺にある工業地帯や港へ行ってきました。
1941年から操業を開始した、日本の製油所が置かれています。
大東亜戦争渦中、空襲で壊滅しましたが戦後再建、1950年から再び操業しています。
周辺にも工業地帯が広がり、付近の港では釣り人が竿を垂らします。
今回は、初島周辺をご紹介。

初島駅より港がある西へ行くと、防音の為でしょうか、高い壁が道路に出現します。
きっと工業地帯が好きな人はわかっていただけると思うのですが、
この時点で非常に興奮します。

道路から壁の向こうに見える設備。。
とても高くそびえています。

あー、キブンジョッタ!!(あぁ、気分いいね!)

立禁ゾーン。見えない不思議な力で立ち入れません。
とても想像力を掻き立てられます!

原油タンクでしょうか?それとも精製後?
空襲では最も優先的に狙われました。現在の中東戦争でも優先的に狙われる重要施設です。
自国で石油が産出しなかった日本は、更にこれらの石油施設を破壊されますますジリ貧に。

港の方へ移動しての撮影です。
地元の方でしょうか?海辺に住んでいる人は夕食のおかずのために、
日常的に釣りをするそうです。

港側から、工業地帯を望みます。

竿を垂らす。
海を覗き込んだところ、カワハギが岸壁をつついていました。
(撮影は2014年9月)きっとよく釣れる事でしょう!!

海辺の町で釣りを楽しみながら暮らす。
すごく豊かな夢ですね。。!

画像中央、少し右にあるコンクリート構造物は、左右の工場を繋いでいます。
吊り上げ装置が付属していたので、資源の運搬に用いるのでしょうか?

海の向こうにそびえる山が特徴的です。

港から北側です。沖に見える島は沖ノ島。そのまんまなネーミングです。
日本各地に沖ノ島と言う名前の島があります。

グーグルアースでこの島を見ると、島の南西に謎の四角緑が見えます。
あっ。。海中に沈んだ古代遺跡やこれ!

波止より工業地帯側を。あぁ、興奮しますね!!!

波止の先には岩礁があります。

岩礁より紀伊水道側。

同北側。

天気晴朗、波穏やか。


岩礁に育つ植物。植物の生命力は本当に偉大です。

港の南側。こちらにもタンクが広がります。
とてもたくさんの石油タンク。

再び道路側へ戻ります。どう?この存在感。

壁の向こうは自分の知らない世界。
たった一つの壁だけがそこにあるのに、そこは僕たちにとっては異世界。

この工場地帯の全景を望みたい!!そう考えて付近の山へ登ることにしました。
画像下の線路は紀勢本線。紀勢本線全駅へのICカード対応はよ!

そびえる構造物、塔。

山登る。

果樹園となっている山からの工場地帯。
このはっきりとしたコントラスト!

スプリンクラー、線路、みかん、工場。

空に発生するチンダル。初めて名前を知ったときの衝撃。
チンダル現象。
山間を徒歩で移動して撮影ポイントを探してついに。。

全景が見えました!!!!

さらに歩いて。。

工場地帯の全景を目撃しました。
なんて美しいんでしょうか。惜しむべきは撮影技術の未熟さですね。。!

しかし、山で見えない右端が気になったので見えるポイントへ移動。

ふむふむ。。!
いかがでしたか?紀伊水道は神戸、大阪海運の一大ルートとして、
港湾設備の充実から工業地帯となっています。和歌山は確かに田舎ですが、
沿岸部は工業地帯としての性質が強くあります。
オマケ。海南側の工業地帯と紀勢本線。
