[画像あり]紀ノ川橋梁へ行ってきた
- 2015/01/06
- 00:00

お休みに紀ノ川橋梁へ行ってきました。
紀ノ川橋梁は南海電鉄 南海本線の鉄道橋です。
今回は紀ノ川橋梁をご紹介。
紀ノ川橋梁は1903年に米国企業アメリカン・ブリッジによって架けられました。
同年開業する事になる南海本線終点の和歌山市駅の為です。
1922年には東側に新たに国産の橋が架けられました。
これが現在の紀ノ川橋梁下り線であり、米国製の橋は上り線として利用されています。

1903年に営業を開始した和歌山市駅ですが、全国にある「市駅」の中では最も古い駅となります。
和歌山市駅はその後、一度も改称する事なく今日まで続いていますが、
大東亜戦争の最中、7月9日の和歌山大空襲により、初代駅舎は消失しています。(現在は三代目駅舎)
この空襲は戦略爆撃機 B29が河西地区から侵入して湊へ照明弾を射出後、
紀ノ川駅周辺から爆撃を開始しました。そしてその後、南東に飛行し和歌山市駅にも焼夷弾を投下しました。
(以降のルートは本記事との関連性が薄い為割愛します。)
その為、河西地区 紀ノ川周辺は壊滅したのですが、幸いにも紀ノ川橋梁は生き残りました。
戦争を生き残った紀ノ川橋梁はその後耐震の問題等で架け替えが検討されたこともありましたが、
今日でも当時の姿を残したままその姿を楽しむ事が出来ます。
前置きが長くなりましたが、写真をどうぞ。

レンガ造りはやはり美しいですね!!

手前 1903年から現役の米国製。
既に架けられて100年以上も経過しています!すごい!!

右側、国産の1922年製です。もう少しで100歳!

どう?この勇姿。キャーかっこいい!

踏み切りから。美しいですね、本当に。

1885年開業の日本最古の私鉄、南海電鉄を二度と無視しないでください!!
南海ホークス最高や!!!

踏み切り脇にあるお地蔵様。

紀ノ川橋梁南岸を少し東に行くと。。

良い釣りスポットがあるのです!!
写真はここで釣れたウロハゼと、後ろには紀ノ川橋梁。
豊かな和歌山を支える紀ノ川。
そして、南海を支える紀ノ川橋梁をこれからも、
どうぞよろしくお願いします!
レンガ好きはぜひどうぞ!!